Manhattan Closet Diary90% of me is you

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準備。 14:20




『じゃかまっしゃい!』






私の父の口癖だ。






「やかましいわい!」の最上級にあたる言葉で、関西弁の中でも最も言葉が怖い、というか汚い部類に入る播州弁の代表作である。






私はそんな父の口癖『じゃかまっしゃい!!』を、幼少期から何度となく耳にしていた。





特に、巨人が阪神に負けている時などは、解説の連中に食って掛かかり、『じゃかまっしゃい!』とツッコミを連発するのだ。酷い時は、キャッチャーがボールを受けるたびに『じゃかまっしゃい!』と叫ぶ為、まるでキャッチャーミットが叫んでいるようだった。








そう、父は「阪神大嫌い、巨人大好き」という珍しい関西人なのである。



特に、阪神のレッドスターこと赤星が大嫌い。ことある度に「じゃかまっしゃい!篠塚のほうが上やがな!」と、テーブルを両手でバン!バン!と叩きながらまくしたてるのだ。











そんな父の『じゃかまっしゃい!』は、もうひとつの使い方がある。



これまた私が幼少期の頃。時刻は夕食後の午後10時辺り。








父 「今日は?」






母 「無理。疲れてる。」






父 「じゃかまっしゃい!」



その後、ふて腐れた顔で自分の部屋へと帰っていく父…。












…当時の私には何の会話かサッパリである。











しかし今、改めて思う。


求愛を断られた父が、照れ隠しと逆ギレを表現する為の、『じゃかまっしゃい!』使用方法の好例である。











都合の良い言葉を考えたものだ…。







そんな父がコレを観たらどうなるだろうか。





そして、巨人の帽子を被りながらラップする彼が、ブラックスターというユニットを結成していたことを知ったらどうなるだろうか...。







「誰やこいつ!巨人の助っ人外国人かい?!なんやと?ブラックスター?!赤星の友達かい?!」


きっと、こうなるであろう。



そして、敵か味方か分からなくなり、思考回路が停止…。



次の瞬間、過去最大級の大声で、












『じゃかまっしゃい!!』













…というわけで、道端で宇宙人にバッタリ出くわした時にも使える、キャパオーバー時の『じゃかまっしゃい!!』という、新たな使用例が完成するであろう。












そして私は、日々そんなことを考えながら、夏の高校野球観戦に向けて、帰省の準備を着々と行っている。







少し遅くなったが、そんな今年の父の日は「巨人の帽子」と、テーブルを叩く両手に「木琴のバチ」でも差し上げてみようと思う。


高校野球が始まる頃には、「姫路のモス・デフ」と呼ばれていることだろう。





















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R.I.P 12:11
 





80年代の音楽界の象徴。

真のスーパースター。


当時、いや、今でも世界中が熱狂し、彼に注目していた。


ふと、現在を思うと、音楽だけでなくファッションなんかでも、今この時代に生きる人達はそこまで熱狂したり興奮したり注目するものなんてあるのだろうか。

インターネットなどの進歩で情報量も増え、音楽や洋服も手軽に買えるようになった。すごく便利ではあるものの、フラットな世の中だ。

様々な情報が細分化され、大勢の人が熱狂的に1人の人や物に歓声を挙げることなんてしばらく見ていないような気がする。




そんなことを考えると、もう、彼のような誰もが注目するスーパースターなんて出てこないのだろうな〜…なんて。





今頃、レコード会社では彼のベストアルバムなどの話になっているだろう。

お手軽にそんなアルバムに手を伸ばすのもいいが、所詮、他人が選んだ良い曲だ。

今一度、今までの彼の曲を聞き返し、本当のマイ・ベストを選んでみませんか。






お隣のマンハッタンレコードではDJブースでメドレーが流れています…。悲しいっす。







なんだかんだ最近ではスキャンダルなんかが先行し、変な騒がれ方をしていたが、やっぱり思う。





結局、みんな大好き「マイコー」である。











少し心配になるのが、最近ダウンタウンとも絡むようになってきた、もう1人の彼の今後の動向である。





















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雨。 17:53
 

ここ東京は、結構な雨が続いております。

私、雨は嫌いではありません。

この時期の雨があるからこそ、すぐそこまで来ている夏が2倍3倍と楽しくなるのです。

「ドM」な私には、この、じらされている感がたまりません。

そんな雨を楽しむ為の飛び道具。



SADE vs BADU



















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打。 14:54
 
・カフェより純喫茶派

・そしてミックスジュースを頼む派

・バーより小汚いけどアテが旨い居酒屋派

・そしてカウンターのおばちゃんと喋りたい派

・美術館巡りよりお寺、神社巡り派

・そして仏像には可能な限り近づく派

・クラブは大箱より小箱派

・しかしたまに行くAGEHAはこよなく愛す派

・コンセントに挿すヤツより蚊取り線香派

・しかし煙たいので寝る前に消して蚊に吸われる派

・DJはアナログにこだわる派

・ただCDJとかパソコンの使い方がいまいち分かっていないだけ派

・味噌汁がないとご飯が食べれない派

・特に大好きな「ひるげ」がここ数年売っていない事に憤りを感じている派

・要はアナログ人間だと感じている派






・そんなアナログ人間はやっぱりREGGAEはこの辺で聞ける80〜90‘s打ち込み系が特に好き派

















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甲子園への軌跡。 20:29
 
君のくれた 日々が積み重なり
過ぎ去った日々 2人歩いた「軌跡」
僕等の出会いがもし偶然ならば 運命ならば
君に巡り逢えた それって「奇跡」





最近、TBSを観ていると15分に一回は流れているのではないだろうか。話題の映画の主題歌であるこの曲。「キセキ」という曲らしい。





「誕生日の日の帰り道、バイクで一度も信号に引っかからずに家にたどり着けた。」

「満員電車で、すごく背の高いおばさんと、すごく背の低いおじさんの間に挟まれてなんだか落ち着かなかった。」

「佐川急便さんにタメ口で話された。」






ここ数ヶ月で起きた私の『奇跡』だ。

いや、『奇跡』という言葉は主に急な幸運が起きた時に使うものであり、こういった類のものはただの『ハプニング』でしかない。





思い起こせば私の人生『奇跡』と呼べるものが思いつかない。


しかし、他人に起こった『奇跡』なら知っている。
特に一番好きな『奇跡』がある。








野球好きな方に送る何もかもが『奇跡』のワンシーン。高校野球の歴史の中で一番の『奇跡』。


先に述べたような悲しい『奇跡』が降りかかった時は、いつもコレを観て元気をもらっている。





そういえば、一つ『奇跡』を思い出した。





そんな私も学生時代はずっと野球少年だった。

忘れもしない中学校2年の時のこと。


春の公式戦。1アウト満塁。一打逆転のチャンスでまさかの代打に指名された。

そしてあれよあれよという間に、2ストライク3ボールと追い込まれた。



相手はコントロールの良い投手。ストライクがくることは間違いない。

「よし!ここは一発決めてやる!」




そんな鼻息の荒い私に監督のサイン。





「低く構えて待て。」





...まさかのフォアボール狙い。


結果は言うまでもなく見逃し三振。鋭く監督を睨む私。目を合わせず、首を傾げる監督。





そんな思い出…。チームで一番小柄だった私への『奇跡』のサイン…。








この『奇跡』のサイン以降、反発心からの「自分より背の高いめっちゃかわいい女子と付き合ってやる。」という意味不明、かつ、若さゆえのハードルの高い目標を設定した為、ことごとく玉砕される『軌跡』を辿ることをあの時の私は知る由もなかったのだ。



あの時、サインを無視しバットを振れば良かったと今でも思うときがある。結果はわからないが、悔いは残らなかったであろう。もしヒットでも打っていた日には、憧れの背の高いめっちゃかわいい女子と...。







そんな事を日々流れてくるこの曲を聞きながら考え、玉砕されたあの女子と、今までに至るお互いの『軌跡』を話し、この歌詞のようにあの時叶わなかった『奇跡』を起こすべく、卒業以来、全くお誘いのない同窓会を首を長くして待っているのである。

















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踊。 23:29


一人の少年に誘われるように...。








1995年、MTVミュージックアワードでの伝説のパフォーマンス。












ロンドンでのビヨンセのコンサートの告知方法。






























shall we dance??






















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日記。 20:39

 


5月某日
 



朝、店前の掃除中、よれよれのスーツに金髪ロン毛、スリック・リック並の無数のシルバーアクセサリー、痩せ型でくわえタバコ、見るところ20代前半の若者に道を尋ねられる。



『この辺にホストクラブある?』



一瞬固まる私。ホストクラブ?今は午前11時。あっても営業はしていないと思うし、遊びに行くには早すぎる。遊びに行くにもその若者は男。楽しくは無いだろう。なるほど、面接か…。無理やり合点をさせる。


…ちょっと待て。「なんでタメ口やねん!」少しイラッとするも、接客業では日常茶飯事。サラリと大人の対応。



「おそらく、この辺には無いでしょう。道玄坂のほうに行けば可能性はなくも無いが、新宿へ行ってみてはいかかでしょう。」



”ありがとう”の一言もなく掃除したばかりの地面にタバコを捨て、背中を向け立ち去る若者。





「ハトの糞よ!彼の頭上に落ちたまえ!」と念じつつ、デスノート行きの一人目に決定。







5月某日



午後2時を過ぎた頃、口調の丁寧な人柄の良い、見るところ60歳代のご婦人が来店。



『主人が集めていたクラッシックのレコードを買い取っていただけるところを探しているのですが…。』



来店前に立ち寄った喫茶店で同じ事を尋ね、宇田川町を紹介されたとのこと。

マンハッタンではクラッシックの買取をやっていない旨をお伝えし「disk UNION」をご紹介。地図を書き詳しく御説明。



お話を少し聞くと、数年前に他界したご主人が集めていた思い出の大事な品というお答え。邪魔なので買い取りに出したいとの事も付け加えられる。



…いまいち筋の通っていない少しばかり矛盾したお話に、「?」となるも、お互い笑顔でお別れ。



すぐ後「disk UNION」がクラッシックの買取をしているかどうかを調べなかったことに気づきネットで検索。

少し切ない気持ちの中、買取をやっていないほうが良いような…、との勝手な考えに襟を正す。

無事、買取OKを確認。




なんとなく外に出て振り返るも、ご婦人の背中すら見えず。相当速い歩くスピードに「そんなに急いでまで...」と、また切なくなる。私自身のレコードコレクションはどうしようかと風呂に入る度に考えるようになる。








5月某日




お店前のローソンの入り口にて休憩中、度々見かける、ところどころ顔に薄い刺青、鼻に棒のようなピアス、耳には丸い大きなピアス、ケミカルデニム上下の風貌、年のころ50歳代のおっちゃんに話しかけられる。



『俺、どっかおかしいとこない?』



まったく意味がわからない。目つきといい佇まいといいかなり怪しい為、私に話しかけているのではないと信じ、とりあえず無視をする。

おっちゃんは一歩近づき、再び、



『俺、どっかおかしいとこない?』



また無視をする。



繰り返されること、さらに2回。距離も縮まり、その間約1メートル。完全に私に話しかけているのは間違いないと確信させられる。白旗を上げる思いで返答。



「なにがですか?」


すると、


『あんた分からへんの?ホンマに分からへんの?』


と、おっちゃん。

またしても、この会話が繰り返されることさらに2回。



ヤバい状況。長期戦の様相を呈してくる。正直おかしいところは山ほどある。全て挙げていったら「とくダネ!」が始まってしまう為、ここは一発で決めようと決心。これぞと思った点を思い切って返答。



「あの〜、鼻のピアスとかですか?」と私。



『違うわ!そんなこと聞いてないがな!』


とおっちゃん。



...まったく意味不明のため、降参し瞑想状態に入る。

すると、おっちゃん、最終的に一言、


『あんた、最低や!』


と、捨てゼリフを吐かれ、一人取り残される。


私の知らない「最低」の他の意味があるのかとネットで調べるも、そんな意味があるはずも無くさらに分からなくなり迷宮入り。


「犬のウンチよ!彼の足元に現れたまえ!」と念じながら、デスノート行き2人目が決定。








5月某日




自他共に認める綺麗好きな私。ウォッシュレットのある、近所の駐車場のトイレに向かう。



限界も近づいてきていた為、無心でトイレの扉の前までたどり着く。勢いよくドアノブを引こうとした瞬間の出来事。開いた扉から、なんと、あの『吉川晃司』登場。あまりの登場の仕方に気を失いそうになるも当初の目的を果たす為すばやく個室へ。


落ち着きを取り戻し、『生吉川』にテンションMAXになる。用事を済ませた後のお尻へのシャワーをしながら、以前動画サイトで見たライブシーンを思い出す…。




…ご覧のとおり、1分30秒後に飛び出す、

『いつまで少女でいる気なのシャワー!!』

を、思い出しながらのお尻へのシャワーに興奮。


さらに続く、

『部屋にこもって夢見るのシャワー!!』

にいたっては、今、私が置かれている状況そのままであることにさらに興奮。これぞデジャブ。さすがモ二カ。


そして「吉川晃司」は面白いということを再確認。









…というわけで、この日までに起こった、嫌な出来事や切ない出来事は、「吉川」のおかげで全部まとめてデスノートと共にこのトイレで水に流すことができた…。そのため、スッキリした気分で上半期が終了したのである。

















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音。 13:33



たまには、最近のヘビーローテーションでもご紹介。
 


前に少し書きましたが、やはり言わずもがなです。
80年後半〜90年前半のワル〜イHOUSEを掘りたくなります。
この頃、HIPHOPにドップリでしたが、この時代のHOUSE、いなたくて大好きです。





続いて、毎回ヤバイSTRICTRY ROCKERSシリーズから、元祖、「広く深い完璧なオールジャンルMIX DJ」クボタさん。いつも、完璧な流れのDJ PLAYにはやられてしまいますが、そんなクボタさんの、これまた80年代から90年代初頭までのラガマフィン・ヒップホップ、ヒップホップ・レゲエ縛りのMIX CD。かなりの掘り師っぷりで、この人REGGAEやってましたか…的な曲がクイックMIX、スクラッチなどの絶妙のカッティングで盛り上げてくれます。男のアナログオンリー1発録り!





最後にDJ YOGURT。巷に溢れるR&Bとは一味も二味も違う、スムースかつ甘いMIXです。R&BとREGGAEを中心にBEYONCEから、KING TUBBYにZAPPまで唯一無二の展開です。酒の席でも音楽でも甘いのはあんまり好きじゃないのですが、ちょうど良いBPMで、夏が待ち遠しい感じでございます。








良いMIX CDを聞くとレコードが掘りに行きたくなります。お酒とレコード、天秤にはかけられないです…。おっと、洋服も。












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